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インクルーシブ活動

平成27年度より、筑波大学附属学校郡8校が参加しての「黒姫高原共同生活」が始まりました。小、中、高等学校、そして様々な特別支援学校の児童生徒が2泊3日の共同生活を送るという催しです。現在は、「三浦海岸共同生活」として催されています。

「心が通じ合えば、コミュニケーションは
出来る、以心伝心。」

これは、「黒姫高原共同生活」に参加した4年生児童の感想です。
野外炊飯、森のアドベンチャー、フォトフレームづくり、キャンドルファイヤー、ナウマンゾウ博物館見学と、充実した活動内容ですが、ただ楽しいだけではありません。年齢の異なる、また様々な支援を要する児童生徒と共に過ごす中では、戸惑い、悩み考え、それを乗り越える必要があります。ある子どもは、聴覚支援学校の生徒とどう交流したらよいか迷っていました。名刺交換の際にもらった名刺の「紙に書いてくれるとうれしい」という言葉をヒントに、紙に書くことで会話を重ねていきました。すると、2人でいるときの笑顔は増え、仲良くなっていました。
「共同」で生活することを通して、何気ない会話から始まった交流は次第に深まり、支え合う関係ができあがっていく子どもたちの姿がありました。

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